災害時の衛生用品リスト|断水の復旧日数から、品目別の必要数を積み上げる

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災害の備えで「衛生用品」の話になると、たいてい品目の名前だけが並びます。ウェットティッシュ、歯ブラシ、生理用品、簡易トイレ。どれも正しいのですが、いちばん知りたい「で、何個買えばいいのか」が抜け落ちている。買い物かごの前で手が止まるのは、たぶんそこです。

必要数を決める変数は、実はふたつしかありません。人数日数です。人数は数えれば出ます。問題は日数のほうで、これは過去の断水がどれくらい続いたかという実績から引っぱってくるしかない。厚生労働省の資料によれば、令和6年能登半島地震では最大136,440戸が断水し、石川県が「早期復旧が困難な地区を除いて」水道本管の復旧完了を発表したのは2024年5月31日、発災から約151日後でした(2026年9月7日確認時点)。一方、平成28年熊本地震の熊本市は16日で復旧しています。同じ「断水」でも、桁がひとつ違う。

この記事では、まず日数の幅を実績から決め、そのうえで内閣府「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」が示す「1日5回」のような公的な回数目安を掛け合わせて、品目別に必要数を積み上げます。最後に、人数と日数を書き込むだけで数が出る積算シートを置きました。

この記事でわかること

  • 断水が何日続いたかの実績(能登・胆振東部・東日本台風・熊本)と、そこから決める備蓄日数の幅
  • 内閣府・厚生労働省・千葉市・大阪府が挙げている衛生用品の品目と、原文がどこまで言っているか
  • トイレ・手指・清拭・口腔・生理用品を「1人1日あたり × 人数 × 日数」で積み上げる計算式
  • 人数と日数を書き込むだけで必要数が出る積算シート、および属性別(女性・乳幼児・高齢者・ペット)の追加分
目次

何日分そろえるかは、断水の復旧日数の実績から決める

備蓄日数とは、ライフラインが止まってから自力でしのぐ日数の設定値のことです。「3日分」「1週間分」という数字はよく見かけますが、その根拠として過去の断水がどれだけ続いたかを並べた記事は、意外なほど少ない。ここから始めます。

下の表は、原典で確認できた4つの災害の断水規模と復旧までの日数です。すべて2026年9月7日に確認しています。

災害 発生 最大断水戸数 復旧までの実績 出典
令和6年能登半島地震 2024-01-01 約136,440戸(6県38事業体) 石川県は「早期復旧が困難な地区を除いて」2024年5月31日に水道本管の復旧完了。約151日。5月28日時点で輪島市・珠洲市の計約1,900戸が断水継続 厚生労働省「令和6年能登半島地震における厚生労働省の対応について」(2024年8月20日)
平成30年北海道胆振東部地震 2018-09-06 68,249戸(44市町村・43事業体) 9月9日時点で通水率99%超。最も遅い厚真町の断水解消は10月9日で34日 国土交通省「北海道胆振東部地震水道被害検証委員会報告書」
令和元年東日本台風 2019-10-12 約166,152戸(14都県103事業体) 10月30日(18日後)時点で約98.2%が解消。いわき市(最大45,400戸)は10月13日〜27日の15日間で通水完了。同時点でなお3県5事業体2,982戸が断水中 内閣府 非常災害対策本部(令和元年10月30日7時現在)/いわき市水道局広報紙
平成28年熊本地震 2016-04-14(本震4/16) 445,857戸(7県34市町村)。うち熊本市326,873戸 熊本市は2016年4月30日に復旧で16日。全域は6月1日時点で残75戸まで減り「ほぼ復旧完了」、約48日 厚生労働省「平成28年版厚生労働白書」特集2

この表は「◯日で全部の水が戻った」という意味ではありません。東日本台風については全戸解消の最終日が公表資料で確認できておらず、内閣府の速報が出ている10月30日時点までしか追えていません。能登半島地震の「約151日」も、石川県が早期復旧困難な地区を除いた水道本管の復旧完了を発表した日であって、すべての蛇口から水が出た日ではない点にご注意ください。

断水がどれだけ続いたか(過去4災害)。災害と最大断水戸数と、復旧までにかかった日数の対応表:平成28年熊本地震→445,857戸。熊本市は16日、全域は約48日、令和元年東日本台風→約166,152戸。18日後に約98.2%が解消、平成30年胆振東部地震→68,249戸。最後の厚真町は34日、令和6年能登半島地震→約136,440戸。水道本管の復旧は約151日

並べてみると、傾向がはっきりします。台風・水害型では2週間前後で大勢が復旧している一方、地震で浄水場や導水施設そのものが壊れると月単位になる。胆振東部地震は9月9日時点で通水率99%超まで戻っておきながら、最後の厚真町が解消するまで34日かかりました。つまり「大半が戻る日」と「自分の家に水が来る日」は別物だということです。ニュースが「復旧率99%」と報じても、残り1%に入っていたら生活は変わりません。

ではどう設定するか。3段階で決めるのが現実的だと考えています。

  1. 必ず用意する層:3日分 内閣府の避難所トイレガイドラインが備蓄目標として「まず3日分」を挙げています。ここは全世帯の最低線。
  2. 標準にしたい層:7日分 東日本台風でいわき市が15日、大半の事業体が2週間前後で復旧したことを踏まえると、水害・台風想定なら1週間分が現実的な自衛ラインになります。
  3. 地震で浄水場が壊れる想定:30日分 胆振東部の34日、熊本の約48日、能登の約151日。自宅が使えるなら在宅避難という選択肢が出てくる期間でもあります。

30日分すべてを買いそろえるのは、収納の面でも予算の面でも大半の家庭では無理があります。実際には「3日分を完璧に、7日分を主要品目だけ、それ以降は給水と支援を前提に」という三層構造になるはずです。断水したときにどこへ何を持っていくかは断水したら給水所へ何を持っていく?で扱っています。日数を決める前提としての在宅避難の考え方は在宅避難の準備リストにまとめました。

公的機関が挙げている衛生用品の品目を、そのまま並べる

備蓄品目リストとは、行政が避難所や家庭に対して「これを用意しておくこと」と示した品名の一覧です。市販の防災セットの中身は、たいていこの公的リストの引き写しか、その簡略版になっています。だったら元を見たほうが早い。

まず内閣府「避難生活における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」(令和6年12月改定)です。ここには「①災害用トイレの備蓄」「②高齢者・乳幼児・女性等に配慮し紙おむつや生理用品を備蓄」「③避難所の感染症予防のためマスクや手指消毒液をはじめ必要な備品を備える」、そして日用品として「エ 石鹸、歯磨用品、ティッシュペーパー、トイレットペーパー等の日用品」という記載があります。

内閣府「避難所運営ガイドライン」(平成28年4月)のチェックリストには、より具体的な項目が並びます。「4-3 ウェットティッシュ、消毒液(手指消毒用・環境整備用)、消臭剤を確保する」「6-1 手洗い用の水・石鹸を確保する」「6-2 手指消毒液を確保する」「5-4 携帯トイレ、簡易トイレ、衛生用品を確保する」「1-6 正しい口腔ケアの周知・指導を実施する」。ウェットティッシュが名指しで挙がっているのは、この文書です。

「基本8品目」の扱いについて 食料、毛布、乳児用粉ミルク又は乳児用液体ミルク、乳児・小児用おむつ、大人用おむつ、携帯トイレ・簡易トイレ、トイレットペーパー、生理用品——この8つを「内閣府が基本8品目としている」と紹介する記事は多いのですが、当サイトが確認できた原典は、香美市備蓄計画(令和4年12月)が内閣府の定義として引用している箇所までです。内閣府自身の一次公表文には到達できていないため、ここでは「香美市の備蓄計画が内閣府の定義として引用している8品目」という書き方にとどめます。

自治体の実物リストも見ておきます。千葉市の「避難所共通備蓄品一覧」(2025年11月10日更新)には、生理用品/マスク(大人用・子供用)/歯ブラシ(歯磨き粉付き)/トイレットペーパー(ロングタイプ)/携帯トイレ/簡易トイレ/紙おむつ/おしりふき、が並びます。

千葉市の一覧に書かれている数量は「避難所1か所あたりの概算」であり、1人あたりではありません(たとえば生理用品は避難所あたり0〜330枚)。この数字を家庭の必要数に読み替えないでください。避難所の規模と想定避難者数によって数量が変わる前提の表です。

大阪府「非常持ち出し品や備蓄品などの準備」(2025年11月14日更新)は、持ち出しと備蓄を分けているのが特徴です。非常持ち出し品の衛生用品としてマスク/アルコール消毒薬/体温計/台所用洗剤/手洗い洗剤。備蓄品の生活用品として石鹸/簡易トイレ/歯ブラシ・歯磨き粉・洗口液/ドライシャンプー/トイレットペーパー/ティッシュペーパー/ウエットティッシュ/マスク/アルコール消毒薬。ドライシャンプーと洗口液が公的リストに載っているのは、押さえておいて損のない情報です。

これらを突き合わせると、家庭で用意すべき衛生用品は6系統に整理できます。①トイレまわり ②手指衛生 ③体の清拭 ④口腔ケア ⑤生理用品 ⑥属性別の追加品(おむつ・おしりふき等)。この記事の以降のH2は、この6系統に沿って必要数を出していきます。日用品をまとめて買いそろえたいときの調達先についてはドラッグストアで揃う防災の備えもあわせてどうぞ。

トイレまわりは「1人1日5回×人数×日数」で数える

断水した朝、最初に困るのは飲み水ではありません。トイレです。前の晩に使ったぶんが流せないまま、家族が順番に起きてくる。バケツで流そうにも、その水がない。停電を伴う地震なら、マンションの給水ポンプも動きません。防災の備えで真っ先に食料を思い浮かべる人は多いのですが、時間の順序でいえばトイレのほうが先に来ます。

携帯トイレの必要数とは、便袋(凝固剤つきの袋)を何枚用意するかという枚数のことです。この分野には、めずらしく公的な計算式があります。

内閣府(防災担当)「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」(平成28年4月・令和6年12月改定)には、次の記載があります。「・トイレの平均的な使用回数は、1日5回」「○排泄の回数は5回が平均的であると言われています。」「○平均的な排泄の回数は5回、排泄量は約200〜300mlであると言われています。」そして必要枚数の算出として「①1日当たり必要な便袋の枚数=最大想定避難者数×5回」。備蓄目標日数は「まず3日分」とされています。

携帯トイレの必要枚数 = 人数 × 5回 × 日数(内閣府 避難所トイレ確保・管理ガイドラインの算出式)

この式を家庭にあてはめると、4人家族の3日分は4×5×3で60枚。7日分なら140枚、30日分なら600枚です。60枚と聞いてもピンときませんが、1日あたり20回——つまり日中の起きている時間で計算すると1時間に1回強は誰かがトイレに立つということになります。そう考えると、20枚入りのパックひとつでは3日ももたないのが直感的に分かるはずです。

ただし現実には、断水しても排水管が無事なら「流さずに溜めておく」運用ができる場合もあれば、集合住宅で下階への漏水リスクから一切流せない場合もあります。枚数の考え方と、住まいのタイプ別の判断は簡易トイレは何回分必要?で詳しく整理しました。買い置きしたまま何年も置いておく人が多い品目でもあるので、携帯トイレに使用期限はある?も確認しておくと安心です。

そして便袋と同じ枚数だけ必要になるのが、使用済みを入れておく袋です。自治体のごみ収集が止まっている間、使用後の便袋は家の中で保管することになります。ここを軽く見ると、断水よりも先に臭いで生活が壊れます。

手を洗う水が無い日の手指衛生は、水の代わりを決めておく

手指衛生とは、食事前・トイレ後などに手の汚れと微生物を減らす行為の総称です。断水下でここが崩れると、避難生活での感染症リスクに直結すると公的機関は繰り返し指摘しています。

厚生労働省健康局総務課地域保健室の事務連絡「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」(平成23年6月3日)には、こうあります。「食事の前やトイレ後は、流水で必ずよく手洗いをするよう促しましょう。調理者は手指の消毒を心がけましょう。水が十分に確保できない場合には、ウェットティッシュ等を活用するよう働きかけましょう。

順番が大事です。あくまで第一選択は流水と石けんで、ウェットティッシュは水が確保できないときの代替として位置づけられています。手指消毒液も同じで、内閣府の避難所運営ガイドラインでは「6-1 手洗い用の水・石鹸を確保する」が先に来て、「6-2 手指消毒液を確保する」が続きます。備蓄でも、まず水、次に代替という順序で考えるのが原典に沿った組み立てです。

同じ厚労省ガイドラインには、やってはいけない側の記述もあります。「使用後は、流水が利用できるときは手指を流水・石けんで洗えるようにし、消毒を励行しましょう。ペーパータオルを設置しましょう。トイレへの共用タオルや手洗いバケツの設置は感染症の流行を広げる恐れがありますので、避けましょう。」——水が貴重だからと洗面器に張った水を家族で使い回す、タオルを1枚共用する。どちらも善意でやってしまいがちですが、公的ガイドラインは明確に避けるよう求めています。ペーパータオルを備蓄品に加える理由はここにあります。

1人1日あたりの手拭き回数には、トイレの「5回」のような公的な数値目安が見つかりませんでした。当サイトでは、厚労省が挙げている場面——食事の前(3回)とトイレ後(1日5回)——を足し合わせた1人1日8回を仮の設計値として使います。これは公的な基準ではなく、原典の記述から当サイトが組み立てた仮定である点を明記しておきます。4人家族なら1日32枚、7日分で224枚。この規模感を知ると、携帯用の10枚入りを何個か持っている程度では足りないことが分かります。

避難所に移った場合の集団生活での注意点は避難所の感染症対策にまとめています。なお、感染症や体調の判断そのものは公的機関と医療者に委ねてください。この記事が扱えるのは、あくまで「何をいくつ用意しておくか」という備蓄の設計だけです。

体を拭くものは、1人1日あたりの枚数で数える

断水3日目あたりから、話題に出しにくい不快さが積み上がってきます。髪がぺたりとして、下着が気持ち悪い。避難所であれ自宅であれ、周りに人がいるほど言い出しにくくなる種類の困りごとです。水が復旧するまでの日数が読めない状況では、「そのうち風呂に入れる」という前提が置けません。

清拭とは、入浴の代わりに温かいタオルやシートで体を拭いて清潔を保つ方法のことです。断水生活でいちばん我慢を強いられ、いちばん語られない部分でもあります。

厚生労働省の同ガイドラインは、入浴ができない場合について次のように書いています。「(5)入浴ができない場合 ○ 水が十分に確保できない時や入浴設備が整わない場合でも、病気や感染症予防等のために、体を清潔に保つことが大切です。○ 清潔を保つ方法としては、温かいおしぼりやタオル等を用いて体を拭いたり、足や手など部分的な入浴もあります。

では、いつまで拭き続けることになるのか。内閣府の取組指針は、スフィア基準に沿って入浴施設(シャワー・仮設風呂等)を50人に1つ設置するとしています。50人で1つのシャワーを回すということは、1人あたりの利用機会は当然限られる。仮設風呂が来ても、毎日入れるわけではないのです。だから清拭シートは「入浴施設ができるまでのつなぎ」ではなく、断水期間のほぼ全域で使い続ける消耗品として数えるべきだと考えています。

そなえぐらし管理人

正直に書くと、清拭シートの「1日何枚」には公的な根拠がありません。トイレの5回のような数字を探しましたが、内閣府にも厚労省にも見当たらなかった。なので当サイトでは全身1回につき大判2枚、または小判5枚を仮の設計値にしています。ここは根拠のある数字ではないので、実際に一度使ってみて、ご自身の枚数に置き換えてください。

大判タイプの代表格が、アイリスオーヤマ株式会社の「大判からだふき KRD-20」です。品番KRD-20、20枚入り、シートサイズは64×40cm(2026年9月7日確認時点)。ノンアルコール・無香料・パラベンフリーで、成分は水、PG、塩化セチルピリジニウム、フェノキシエタノール、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロパルギル、クエン酸、クエン酸Na、EDTA-2Na、桃の葉エキス、ヒアルロン酸Naと公表されています。

64×40cmという寸法は、A4用紙(21×29.7cm)を4枚並べた面積とほぼ同じです。背中や太ももを一度に拭ける大きさで、枚数を節約したい断水下では効いてきます。アルコールが入っていないので、拭いたあとの乾きは早くありません。そのぶん、肌が敏感な人や子どもにも使いやすい設計と言えます。

もうひとつ、介護の現場で使われてきた系統の製品も挙げておきます。三昭紙業株式会社の「おもいやり心 大人用ぬれタオル N-60」です。品番N-60、60枚入り、サイズは約25×20cm(2026年9月7日確認時点)。ノンアルコール・無香料で、基材は不織布(レーヨン/パルプ/レーヨンの三層)、モモ葉エキスと柿抽出フラボノイドを配合と公表されています。

こちらは25×20cm、A4用紙よりひとまわり小さいサイズです。1枚が大きすぎないぶん、顔・手・足と部位ごとに1枚ずつ替えながら使えます。60枚入りという枚数の多さは、日数で積み上げる備蓄とは相性が良い。大判で全身、小判で部位ごとに使い分ける——という2種類持ちが、清拭では現実的な構成になります。

髪の毛や部位別の手順、お湯が少しだけ使える場合の優先順位などは断水でお風呂に入れない日の体の清潔で手順として整理しています。

口の中の清潔は、水が無い日ほど後回しにされる

口腔衛生管理とは、歯・口・入れ歯の清掃を続けて口の中を清潔に保つことです。断水生活では、水を使う行為の中でもっとも「後回しでいい」と判断されやすい。飲む水すら足りないときに、うがいに水を割く判断は簡単ではありません。

厚生労働省の「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」には、次のように書かれています。「(8)口腔衛生管理 ○ 避難生活では、水が十分に確保できないことにより、歯・口・入れ歯の清掃がおろそかになり、食生活の偏り、水分補給の不足、ストレスなども重なって、むし歯、歯周病、口臭などが生じやすくなります。特に高齢者では、体力低下も重なり、誤嚥性肺炎などの呼吸器感染症を引きおこしやすくなります。

公益社団法人日本歯科医師会も2018年7月11日付の掲載で、「非常時の口腔健康管理はとても重要です。避難所生活や水不足でお口の中を清潔に保つことができないと、お口の中の菌が身体に悪影響を及ぼす可能性があり、特に誤嚥性肺炎には注意が必要です」と記しています。

引用はここまでです。当サイトは医療機関ではないため、口腔ケアの実施によって特定の疾患を防げる、といった因果や効果の断定は行いません。上記はいずれも公的機関・専門団体の記述をそのまま紹介したもので、健康上の判断はかかりつけの歯科医師・医師にご相談ください。
なお、内閣府「避難生活における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」(令和6年12月改定)の本文には「口腔ケア」という語が見当たりません。同指針を口腔ケアの根拠として引用することはできない、という点も正直に書いておきます。一方で内閣府「避難所運営ガイドライン」(平成28年4月)のチェックリストには「1-6 正しい口腔ケアの周知・指導を実施する」という項目があります。

備蓄の設計としては、歯ブラシは千葉市の避難所共通備蓄品一覧に「歯ブラシ(歯磨き粉付き)」として、大阪府の備蓄品リストに「歯ブラシ・歯磨き粉・洗口液」として、それぞれ載っています。洗口液(マウスウォッシュ)が公的リストに入っているのは、水が使えない前提を織り込んでいるからでしょう。歯みがきシートやガーゼも、水を使わずに口の中を拭える選択肢として持っておく価値があります。

具体的な進め方は避難生活の口腔ケアにまとめました。義歯を使っている家族がいる世帯では、洗浄剤の備蓄も忘れずに。

生理用品は「4週間に1回・7日間・30枚」で積む

生理用品の備蓄数とは、断水と物流停止のあいだに必要になるナプキン等の枚数のことです。この品目は「足りなければ我慢する」が成り立たない一方で、必要数の公的な目安がきわめて見つけにくい領域でもあります。

先に注意点を。内閣府男女共同参画局のガイドラインには「1人あたり何枚」という数量基準はありません。品目としての記載と、配布時の配慮についての記述だけです。「内閣府が枚数を示している」と書かれた情報を見かけたら、原典を確認してください。

内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点」(令和2年5月)が示しているのは日数です。「個人によってニーズは異なりますが、一人あたり最低3日間の量を備蓄することが望まれます」。あわせて、断水で洗濯できない可能性があるため「使い捨て下着やおりものシートがあると衛生を保つために便利」との記述もあります。

また内閣府「避難生活における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」には、配布方法についてこうあります。「女性に配慮し、生理用品等を備蓄しておくこと。また、女性用品の配布場所を設けること。女性用品を配布する際は、女性が配布を担当すること」。備蓄の数だけでなく、渡し方まで指針に書かれているということです。

枚数の目安として当サイトが確認できた唯一の原典は、香美市備蓄計画(令和4年12月)でした。「『生理用品』については、生理の頻度を4週間に1回、生理期間を7日間、その期間の必要量を1人当たり30枚とした。」——表では「1人につき 30×1/7×1/4 枚/日」という係数で計算されています。同計画は高知県備蓄方針を参考にしたと明記していますが、高知県側の原文は未確認のため、孫引きである点をお断りしておきます。

生理用品 = 1周期あたり30枚(香美市備蓄計画・令和4年12月)。備蓄日数が30日を超えるなら、周期数ぶんを掛ける。

この30枚という数字を日数に落とし込むと、7日分の備蓄なら周期に当たる確率は4分の1程度、30日分の備蓄なら少なくとも1周期は必ず当たる、という考え方になります。当たるか当たらないかの賭けをする品目ではないので、備蓄期間が7日以上なら30枚を丸ごと1周期分積むのが安全側の設計です。ここに使い捨て下着とおりものシートを足します。

混同されやすい数字として、立川市の「1人につき生理用品1パック(28枚入り)を無償配布」があります。これは防災備蓄ではなく「生理の貧困」対策の配布事業で、災害時の必要数の目安ではありません。数字が近いので取り違えないようご注意ください。

周期からの逆算、家族に必要な人が複数いる場合の積み方、保管方法などは生理用品の備蓄|1周期30枚から逆算する必要数で掘り下げています。

乳幼児・高齢者・ペットでは、足す品目と量が変わる

属性別の追加分とは、世帯構成によって上乗せが必要になる衛生用品のことです。ここを平均値で片づけると、いちばん困る人が困ります。

内閣府の取組指針は「高齢者・乳幼児・女性等に配慮し紙おむつや生理用品を備蓄」と明記し、千葉市の避難所共通備蓄品一覧にも「紙おむつ」「おしりふき」が並びます。香美市備蓄計画が内閣府の定義として引用する基本8品目にも、乳児用粉ミルク又は乳児用液体ミルク、乳児・小児用おむつ、大人用おむつの3つが入っています。8品目のうち3つがおむつとミルク——公的リストの重心がどこにあるかが分かる配分です。

  • 乳幼児:紙おむつ、おしりふき、ミルク(粉または液体)。おしりふきは体拭きにも転用できるため、多めに積んで損がない
  • 高齢者:大人用おむつ、義歯洗浄剤、清拭用の大判シート。清拭の枚数は自立度によって大きく変わる
  • 女性:生理用品30枚/周期、使い捨て下着、おりものシート(内閣府男女共同参画局の記述より)
  • ペット:ペットシーツ、排泄物用の防臭袋、体を拭くシート。人のぶんだけを計算して足りなくなる典型例

おむつでもペットシーツでも共通して足りなくなるのが、使用済みを入れておく袋です。ごみ収集が止まっている期間、排泄物は家の中に留め置くしかない。そこで挙げておきたいのがクリロン化成株式会社の「BOS 驚異の防臭袋 ストライプパッケージ L」です。品番BOS-B004A、90枚入り、サイズ30×40cm(2026年9月7日確認時点)。メーカー公式は「密封すれば臭いと菌を漏らさず、燃やしても有毒ガスが出ない」「医療用医薬品の梱包にも使われる防臭素材」と表示しています。樹脂の組成は公式では非公開で、「BOSは全て同じ独自の防臭素材」との記載にとどまります。

サイズ違いのMは23×38cmで、Lとは別物です。大人用の携帯トイレの便袋やおむつを入れるならL、という基準で選ぶと迷いません。前章の計算式で出した便袋の枚数と、ほぼ同じ枚数が必要になる品目だと考えてください。4人家族の3日分=60枚に対して、90枚入り1箱でようやく釣り合う計算です。

ペット用品を人の災害用トイレに転用できるかという疑問はペットシーツは災害用トイレの代わりになる?で検証しています。また、乳幼児や高齢者を連れて避難所に入る場合、着替えや授乳のスペースをどう確保するかという問題も出てきます。この点は避難所にテントは持ち込める?で扱いました。

書き込み式・衛生用品の積算シートで、いま何個必要かを出す

積算シートとは、人数と日数のふたつを入れるだけで品目ごとの必要数が出る計算表のことです。ここまで拾ってきた公的な数値と、根拠のない部分は「当サイトの仮定」と明記したうえで、1枚にまとめました。

必要数は「1人1日あたり × 人数 × 日数」で出す。品目と1人1日あたりに置く数と、その出どころの対応表:まず決める→日数を3日/7日/30日から1つ選ぶ、トイレ→5回(内閣府 避難所トイレガイドライン)、生理用品→30枚 ÷ 7日 ÷ 4週(香美市備蓄計画)、清拭・手指用→公的な1日あたりの根拠は無い。当サイトの設計値
品目 1人1日あたり 根拠 計算式( )に記入
携帯トイレの便袋 5回 内閣府 トイレ確保・管理ガイドライン ( )人 × 5 × ( )日 = ( )枚
排泄物用の防臭袋 5枚 便袋と同数(当サイトの設計) ( )人 × 5 × ( )日 = ( )枚
手指用ウェットティッシュ 8枚 食事前3回+トイレ後5回から当サイトが設定(公的基準ではない) ( )人 × 8 × ( )日 = ( )枚
清拭シート(大判) 2枚 全身1回ぶんとして当サイトが設定(公的基準ではない) ( )人 × 2 × ( )日 = ( )枚
清拭シート(小判・部位別) 5枚 同上 ( )人 × 5 × ( )日 = ( )枚
歯みがきシート/洗口液 2回 大阪府 備蓄品リストに品目の記載あり(回数は当サイトの設定) ( )人 × 2 × ( )日 = ( )回分
生理用品 香美市備蓄計画(1周期30枚) 該当者( )人 × 30 = ( )枚/周期
紙おむつ・おしりふき ふだんの使用数 内閣府 取組指針に品目の記載あり ふだんの1日使用数 × ( )日
トイレットペーパー ふだんの使用数 内閣府 取組指針/千葉市 共通備蓄品一覧 ふだんの1日使用数 × ( )日

試しに、大人2人・子ども2人の4人家族が7日分を設定した場合を通してみます。便袋140枚、防臭袋140枚、手指用ウェットティッシュ224枚、大判清拭シート56枚、小判清拭シート140枚、生理用品は該当者1人として30枚。この時点で合計730枚前後の使い捨て資材になります。ティッシュの箱に換算すれば数箱ぶんの容積で、押し入れの下段ひとつは覚悟する数量です。

数字が大きく見えたなら、その感覚は正しい。だからこそ日数を3段階に分ける意味があります。まず3日分(便袋60枚・手指用96枚・大判24枚)をきっちり揃える。そこから、置ける範囲で7日分へ伸ばしていく。全部を一度に買う必要はありません。

なお、水を使わない生活では調理と食器も同じ問題を抱えます。ラップや紙皿の必要数は断水中の食器と調理で計算しました。収納スペースの制約が大きい集合住宅の場合はマンション防災で買うものリストもあわせて読むと、置き場所から逆算した優先順位が決めやすくなります。

ウェットティッシュはアルコールの有無で使い分ける

ウェットティッシュの使い分けとは、成分と対象用途の違いに応じて複数種類を持つ考え方のことです。1種類で全部をまかなおうとすると、肌に合わない場面か、拭きたいものを拭けない場面のどちらかが必ず出てきます。

先に断っておきます。ここで紹介する製品について、各メーカーは他社製品との効果の優劣を比較していません。したがって当サイトも「どれがいちばん効く」といった比較や、消毒・殺菌・感染予防の断定は行いません。使い分けの軸は①肌への刺激 ②香りの有無 ③対象(モノ向けか手指・体向けか)の3つだけです。効果に関する記述は、いずれもメーカーが公式に表示している文言をそのまま引用します。

まずアルコール配合の体拭き系から。花王株式会社の「ビオレu 全身すっきりシート 携帯用」は10枚入り(59ml)、JAN 4901301369185(2026年9月7日確認時点)。成分は水、エタノール、グリセリン、コハク酸、PEG-8、安息香酸Na。シート素材は天然コットン100%で、界面活性剤不使用・無香料・メントール無配合の「トリプルフリー設計」と公表されています。

注意したいのは、この製品がエタノール配合だという点です。「ビオレu=低刺激」というブランドの印象からノンアルコールだと思い込みやすいのですが、成分表の2番目にエタノールが来ています。アルコールが蒸発するときの清涼感が持ち味である反面、肌がアルコールに弱い方には向きません。汗ばむ季節の避難生活で、さっぱり感を優先したいときの選択肢です。

次にモノを拭く用途。大王製紙株式会社の「エリエール 除菌できるアルコールタオル ウイルス除去用」は本体80枚入り、JAN 4902011731149(2026年9月7日確認時点)。成分はエタノール、水、PG、ポリアミノプロピルビグアニド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、塩化ベンザルコニウム、グリシン等。他に320枚タイプと詰替70枚があります。

メーカー公式の表示は「アルコールとポリアミノプロピルビグアニド配合により身のまわり品のウイルス・菌を99.99%除去」というもので、あわせて「すべてのウイルス・菌を除去できるわけではありません」という限定表記が付されています。この2つはセットで理解してください。用途としては手すり・ドアノブといった「身のまわり品」が公式に挙げられており、避難生活では共用部に触れる場面が増えることを踏まえた備えになります。

最後にノンアルコールで枚数を稼ぐ選択肢。ユニ・チャームの「シルコット ノンアルコール除菌 ウェットティッシュ つめかえ用」は品番100995、43枚×8パックで合計344枚、シートサイズ130×200mm(2026年9月7日確認時点)。成分は水、PG、BG、安息香酸、ポリアミノプロピルビグアニド、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロパルギル、塩化ベンザルコニウム、EDTA-2Na、(C12-14)パレス-12、チャ葉エキス。メーカー公式は「鼻にツンとくるアルコール特有の香りを感じることなく除菌できます。自然由来の緑茶カテキン配合です」と表示しています。

344枚という枚数を、さきほどの積算シートに当てはめてみます。手指用を1人1日8枚とすると、4人家族で1日32枚。344枚は10日分をわずかに超える計算になります。7日分の備蓄なら224枚なので、これ1セットで足りる。詰替用は場所も取らないため、日数を伸ばしたいときに効率がいい形です。香りが苦手な人や、小さな子どもの手を拭く場面ではノンアルコールが選びやすいという事情もあります。

整理すると、①体をさっぱりさせたい=アルコール配合の体拭きシート ②共用部やモノを拭く=アルコールタオル ③手指と子ども向けに数を確保=ノンアルコールの大容量、という3本立てになります。肌の状態や好みで、①をノンアルコールの清拭シートに置き換えるのも当然ありです。

この記事の考え方が当てはまらないケースとデメリット

限界の明示とは、提示した方法が成り立たない条件を先に書いておくことです。都合の悪い前提を隠した備蓄計画は、いざというときに崩れます。

  • そもそも自宅に留まれない場合:建物が損壊した、火災の危険がある、行政から避難指示が出ている——このとき「30日分の備蓄」は持ち出せません。積算シートは在宅避難を前提にした計算です。避難所へ向かう判断そのものは、必ず自治体の情報に従ってください。
  • 1日5回・8枚・2枚といった係数が合わない人:内閣府の「5回」は平均値です。持病や服薬、年齢によって回数は変わります。手指8枚・清拭2枚に至っては公的根拠がなく、当サイトの設計値にすぎません。
  • 収納が確保できない場合:4人家族7日分で730枚前後という数量は、置き場所のない住まいでは非現実的です。3日分に絞る、あるいは職場や車に分散するといった調整が必要になります。
  • 使い捨てに寄せることのデメリット:ごみが増えます。収集が止まっている期間、使用済みの資材は自宅で保管することになる。防臭袋を便袋と同数用意すべきと書いたのは、この副作用への対処です。
  • 肌トラブルのリスク:清拭シートやアルコールタオルを毎日使い続けると、肌への負担が出ることがあります。異常を感じたら使用を中止し、医療者にご相談ください。
  • 数字の出所が均一ではない:この記事の数値は、内閣府・厚労省の一次資料から取ったものと、香美市備蓄計画のように自治体を経由した孫引き、そして当サイトの仮定が混在しています。どれがどれかは各章に明記しましたが、すべてが同じ強度ではない点はご承知おきください。

避難所を使う可能性がある以上、開設のタイミングを知っておくことも備蓄計画の一部です。いつ・誰が開けるのかは避難所はいつ・誰が開ける?で確認できます。

よくある質問

Q. 結局、何日分そろえるのが正解ですか?

内閣府の避難所トイレガイドラインは備蓄目標として「まず3日分」を挙げています。ここが最低線です。そのうえで、東日本台風でいわき市が15日、大半の事業体が2週間前後で復旧した実績を踏まえると、水害想定なら7日分が現実的な自衛ライン。地震で浄水場が損壊するケースでは胆振東部34日、熊本の全域約48日、能登の水道本管約151日という実績があるため、30日分を目標に段階的に伸ばす、という三層構造をおすすめしています(いずれも2026年9月7日確認時点の公表資料より)。

Q. ウェットティッシュは1種類にまとめてはいけませんか?

いけない、ということはありません。ただ、厚生労働省のガイドラインが挙げているのは「食事の前やトイレ後」の手指、内閣府の避難所運営ガイドラインが挙げているのは「ウェットティッシュ、消毒液(手指消毒用・環境整備用)」と、手指用と環境用を分けて書いています。手を拭くものとドアノブを拭くものを同じにしたくない、という感覚は自然なものです。また肌がアルコールに弱い方の場合、アルコール配合品だけを備蓄すると使えない場面が出ます。

Q. 生理用品は何枚が正解ですか?

内閣府男女共同参画局のガイドラインには枚数の基準がなく、「一人あたり最低3日間の量」という日数表現までです。枚数の目安として当サイトが確認できた原典は香美市備蓄計画(令和4年12月)の「生理の頻度を4週間に1回、生理期間を7日間、その期間の必要量を1人当たり30枚」のみでした。したがって「30枚は香美市備蓄計画の数字である」と理解したうえで、1周期分=30枚を積むのが現時点で説明のつく方法だと考えています。

Q. 携帯トイレの便袋と防臭袋は、本当に同じ枚数いりますか?

便袋を1枚使えば1個の廃棄物が出ます。ごみ収集が再開するまで自宅で保管するなら、理屈のうえでは同数が必要です。実際には複数枚をまとめて1袋に入れる運用もあるので、そこは各家庭の判断で減らして構いません。ただし減らす前提を自分で決めておかないと、断水の3日目に袋が尽きます。

Q. 家族に高齢者がいます。優先順位はどう変わりますか?

厚生労働省のガイドラインは「特に高齢者では、体力低下も重なり、誤嚥性肺炎などの呼吸器感染症を引きおこしやすくなります」として口腔衛生管理に言及しています。また内閣府の取組指針は大人用おむつを備蓄品目に挙げています。口腔ケア用品と大人用おむつ・清拭シートの比重が上がる、というのが公的資料から読み取れる方向性です。健康状態に関する具体的な判断は、かかりつけの医療者にご相談ください。

まとめ:今日やることは、日数を1つ決めるだけ

衛生用品の備蓄が進まない理由は、品目が多すぎることではありません。数を決める基準がないから、買う量が決まらない——ただそれだけです。基準になるのは人数と日数のふたつで、人数はすでに分かっている。だから決めるのは日数ひとつです。

能登の約151日、熊本全域の約48日、胆振東部の34日、東日本台風の18日後98.2%解消。この幅を見たうえで、自宅が3日なのか7日なのか30日なのかを決める。そこさえ決まれば、あとは表の係数を掛けるだけで買い物リストが出ます。

  1. 日数を1つ書く 3日・7日・30日から選び、紙かスマホのメモに書く。地震想定なら7日以上を推奨します。
  2. 積算シートに人数を入れる 便袋・防臭袋・手指用・清拭用の4項目だけでいい。この4つで衛生の骨格は組めます。
  3. いま家にある数を引く 不足ぶんだけが買うべき量です。ゼロから買いそろえる必要はありません。

数えてみると、たいてい「思ったより足りない品目」と「意外と足りている品目」が両方出てきます。そこが分かるだけで、次の買い物の中身が変わるはずです。

この記事は公表情報の整理であり、製品を実際に使用した体験に基づくものではありません。製品の仕様・成分は2026年9月7日にメーカー公式および公式通販の情報で確認したものです。仕様は変更される場合がありますので、購入前に最新の表示をご確認ください。健康・感染症に関する判断は、公的機関の発表と医療者の指示に従ってください。

参考・出典

  • 内閣府(防災担当)「避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン」平成28年4月(令和6年12月改定)/bousai.go.jp(2026年9月7日確認)
  • 内閣府(防災担当)「避難生活における良好な生活環境の確保に向けた取組指針」令和6年12月改定/bousai.go.jp(2026年9月7日確認)
  • 内閣府(防災担当)「避難所運営ガイドライン」平成28年4月/bousai.go.jp(2026年9月7日確認)
  • 内閣府 非常災害対策本部「令和元年台風第19号に係る被害状況等について」令和元年10月30日7時現在/bousai.go.jp(2026年9月7日確認)
  • 内閣府男女共同参画局「災害対応力を強化する女性の視点」令和2年5月/gender.go.jp(2026年9月7日確認)
  • 厚生労働省健康局総務課地域保健室 事務連絡「避難所生活を過ごされる方々の健康管理に関するガイドライン」平成23年6月3日/mhlw.go.jp(2026年9月7日確認)
  • 厚生労働省「令和6年能登半島地震における厚生労働省の対応について」2024年8月20日/mhlw.go.jp(2026年9月7日確認)
  • 厚生労働省「令和6年版厚生労働白書」特集/mhlw.go.jp(2026年9月7日確認)
  • 厚生労働省「平成28年版厚生労働白書」特集2/mhlw.go.jp(2026年9月7日確認)
  • 国土交通省「北海道胆振東部地震水道被害検証委員会報告書」/mlit.go.jp(2026年9月7日確認)
  • いわき市水道局 広報紙/city.iwaki.lg.jp(2026年9月7日確認)
  • 香美市「香美市備蓄計画」令和4年12月/city.kami.lg.jp(2026年9月7日確認)
  • 千葉市「避難所共通備蓄品一覧」2025年11月10日更新/city.chiba.jp(2026年9月7日確認)
  • 大阪府「非常持ち出し品や備蓄品などの準備」2025年11月14日更新/pref.osaka.lg.jp(2026年9月7日確認)
  • 公益社団法人日本歯科医師会(2018年7月11日掲載)/jda.or.jp(2026年9月7日確認)
  • 花王株式会社「ビオレu 全身すっきりシート」製品情報/kao.co.jp(2026年9月7日確認)
  • 大王製紙株式会社「エリエール 除菌できるアルコールタオル」製品情報/elleair.jp(2026年9月7日確認)
  • ユニ・チャーム「シルコット ノンアルコール除菌ウェットティッシュ」製品情報/jp.silcot.com(2026年9月7日確認)
  • 三昭紙業株式会社「おもいやり心」製品情報/sanshoshigyo.jp(2026年9月7日確認)
  • クリロン化成株式会社「BOS ストライプパッケージ」製品情報/bos-bos.com(2026年9月7日確認)
  • アイリスオーヤマ株式会社「大判からだふき KRD-20」(公式通販サイトはアクセス制限のため直接閲覧不可。再販各社の記載一致により確認、2026年9月7日)
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この記事を書いた人

登山が趣味の会社員。山で非常食を食べてきた経験から「食べ慣れないものは災害時つらい」と実感し、家庭の備蓄を見直し中です。実際に買って食べたものだけ「おすすめ」と書きます。失敗も隠しません。

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