ペットの防災グッズと備え|犬・猫で何をいくつ用意するか、同行避難までの段取りを1ページで

目次

ペットの防災グッズは「環境省の優先順位1を5日分」から揃えれば迷わない

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ペットの防災グッズで最初に揃えるのは、環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」が優先順位1に挙げる品目です。療法食・薬、フードと水、キャリーやケージ、予備の首輪とリード、ペットシーツ、排泄物の処理用具、トイレ用品、食器。量の基準は、フードと水が少なくとも5日分(できれば7日分以上)と原文に書かれています。

「いくつ」を決めるのに難しい計算は要りません。フードは1日の給餌量×頭数×日数、水は体重1kgあたり1日40〜60mLで出せます。体重5kgの犬なら1日200〜300mL、7日分で約1.4〜2.1L。2Lペットボトル1本前後に収まる量です。

そのうえで、同行避難は「一緒に逃げる行動」を指す言葉で、避難所で同じ部屋にいられる約束ではありません。グッズを揃えることと、避難先で過ごせる形にしておくことは別の準備になります。このページは、そなえぐらしのペット防災の記事6本を1本の段取りにつなぐ入口です。

この記事でわかること

  • 環境省ガイドライン(2018年版・現行)の優先順位1〜3と、何から揃えるか
  • 犬と猫で準備が変わる4つの項目(対比表)
  • フード・水・シーツ・キャリーの「何をいくつ」を決める計算の入口
  • 今日から同行避難までの段取り5ステップ

基準は2018年発行の環境省ガイドラインで、持ち出し品は3段階に分かれている

「人とペットの災害対策ガイドライン」とは、環境省が平成30年(2018年)3月に発行した、飼い主と自治体向けの災害対策の指針です。一般の飼い主向けには、同年9月に実践版のパンフレット「災害、あなたとペットは大丈夫? 人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」が出ています。

ここで一つ整理しておくと、環境省は令和6年能登半島地震などを踏まえて、このガイドラインの改訂作業を進めています。検討会は2025年10月29日、12月1日、2026年1月23日、3月2日の計4回が開かれ、2026年3月の第4回の資料でも改訂版の原稿は「案」の段階でした。環境省の公式ページと検討会資料の一覧を2026年9月17日確認の時点で見た範囲では、新版の公表は確認できていません。いま拠りどころにするのは2018年版です。

そのガイドライン(一般飼い主編 p.19)は、備蓄品を「持ち出す際の優先順位の例」として3段階に分けています。

優先順位 考え方 主な品目(原文の分類) 詳しい記事
1 動物の健康や命に係わるもの 療法食・薬/フードと水(少なくとも5日分[できれば7日分以上])/キャリーバッグやケージ/予備の首輪・リード(伸びないもの)/ペットシーツ/排泄物の処理用具/トイレ用品(猫は使い慣れた猫砂、または使用済み猫砂の一部)/食器 フード・水・キャリーの各記事
2 情報 飼い主の連絡先と緊急連絡先・預け先/ペットの写真/ワクチン接種状況・既往症・投薬中の薬・検査結果・健康状態・かかりつけ動物病院の情報 書類の記事
3 ペット用品 タオル・ブラシ/ウェットタオルや清浄綿/ビニール袋/匂いのついたお気に入りのおもちゃ/洗濯ネット(猫の屋外診療・保護で有用)/ガムテープやマジック 同行避難の記事
環境省の人とペットの災害対策ガイドライン(2018年版)が示す持ち出しの優先順位3段階の図。優先1は命に関わるフードと水、優先2は写真や記録などの情報、優先3はタオル等のペット用品

つまり、全部を一度に揃えようとしなくていい、ということです。優先順位1が命を守る最低ライン、2が「はぐれたときに自分の子だと示す」ための情報、3が避難生活を少し楽にする道具。順番に埋めていけば、途中で止まっても一番大事なところは残ります。優先順位1〜3を持ち出しの形に落としたチェックリストは、環境省の優先順位で整理したペットの同行避難の準備リストにまとめています。

揃える順番は「優先順位1を5日分 → 2の情報を紙とスマホに → 3は家にある物から」。この順番だけ覚えておけば、買い物で迷いません。

犬と猫で準備が変わるのは「キャリーの位置づけ」と「身元の示し方」である

犬猫の準備差とは、同じガイドラインの中で、犬と猫それぞれに別の書き方をしている項目のことです。調査で環境省ガイドライン(一般飼い主編 p.17〜19)の本文を確認できた範囲では、違いは次の4項目に集まります。

項目 準備で変わること
キャリー・ケージ 優先順位1の品目として挙がる 「猫や小動物には避難時に欠かせないアイテム」と明記 猫はキャリーが無いと移動そのものが難しい。犬はリードとの併用を考える
首輪・身元表示 鑑札と狂犬病予防注射済票の装着が狂犬病予防法上の義務(原文に明記) 法的義務の記載なし。首輪は外れるタイプを推奨し、その場合はマイクロチップ装着を強く推奨 犬は鑑札と注射済票が付いているかを確認。猫はマイクロチップの登録情報を確認
室内飼養 記載なし 「できる限り室内で飼養」。放し飼いは災害時に行方不明になりやすいと明記 猫は普段の飼い方そのものが備えになる
ワクチン 狂犬病予防接種が義務、ほか各種ワクチン 義務の記載なし。各種ワクチンを推奨 接種の記録を優先順位2の情報として持ち出す

しつけの面でも、ガイドラインは犬に「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本とケージに慣らすこと、不必要に吠えないことを挙げています。猫にはケージに慣らすこと、人や他の動物を怖がらないようにすること、決められた場所で排泄することを挙げています。

表を一言にすると、犬は「身元を示す物を付けておく」、猫は「キャリーに入れて運べる状態にしておく」が最初の宿題です。玄関で靴を履いている間に、猫がベッドの下に潜り込んで出てこない。猫と暮らす家なら一度は見た光景ではないでしょうか。災害時にあれが起きると、準備したグッズがあっても家を出られません。

キャリーとケージは「体を測ってから、対応体重と内寸で選ぶ」が正解である

避難用のキャリーとは、ペットを入れたまま人が持ち運べる容器のことで、避難所ではそのまま「居場所」にもなります。サイズは見た目で選ばず、体長・体高・体重を測り、商品の内寸と対応体重に照らして決めます。

運ぶ側の上限も考えておく必要があります。ペットのキャリーとケージのサイズの決め方では、JRの手回り品の規格を由来にした「三辺合計120cm・10kg」を、人が持って移動するときの目安として扱っています。測り方の手順と、キャリーとケージの使い分けはこの記事に任せます。

小型犬や猫で、折りたたんで家に置いておきたい場合の選択肢の一つが、リッチェルの「キャンピングキャリー 折りたたみ M」(品番059935)です。メーカー公式ページの表示では、使用時34×56×38cm、収納時は厚さ11cm(34×55×11cm)、本体重量3,100g、対応体重の目安は8kg以下で、超小型犬・小型犬・猫用とされています。3,100gは2Lペットボトル約1.5本分なので、中にペットが入ると合計は10kg前後にもなり得ます。普段使うモールで、内寸と対応体重を自宅の子の数字と見比べておくと判断しやすくなります。

一方、猫で「普段の通院にも使えて、軽く持ちたい」なら、ショルダー型も候補になります。とはいえ肩掛けは揺れやすいので、飛び出し防止の仕組みがあるかどうかは必ず見ておきたいところです。

猫壱の「ポータブルキャリー」は、メーカー公式ページで使用時サイズが幅25×奥行46×高さ25cm、対象の目安が〜6kg、飛び出し防止ネット付き、収納ポケットが2箇所と表示されています。ポケットに迷子札の控えや薬を入れておけるので、優先順位1と2を一緒に持ち出す形を作りやすいのが、避難の場面で向く理由です。6kgを超える猫には対象外なので、体重を量ってから候補に入れてください。

キャリーは「買った日」より「慣れた日」が備えの完成です。環境省ガイドラインも、犬猫ともにケージに慣らすことをしつけの項目に入れています。災害の日に初めて入れようとしても、入ってくれないことがあります。

「何をいくつ」はフード・水・シーツの3品目を計算すれば決まる

備蓄量の計算とは、「1日に使う量×頭数×日数」で品目ごとの必要数を出すことです。日数は環境省の「少なくとも5日分(できれば7日分以上)」を基準にします。ペット防災で数が必要になる品目はほぼこの3つなので、ここを押さえれば買い物リストの数字が埋まります。

品目 決め方 基準の日数 計算できる記事
フード 1日の給餌量×頭数×日数 少なくとも5日分、できれば7日分以上(環境省) ペットフードの備蓄量の計算式と早見表
体重1kgあたり1日40〜60mL×体重×日数 同上 犬・猫の体重から逆算するペットの水の早見表
ペットシーツ・猫砂 普段の1日の使用量×日数 フード・水と同じ日数で揃える (人用トイレとの関係は下の節)
療法食・薬 かかりつけの獣医師に日数分を相談 優先順位1の最上位 獣医師に確認

フードは「小分けにして定位置へ」で回す

計算は単純です。たとえば1日の給餌量が80gの猫1匹なら、7日分で560g。仮の数字で当てはめると、大袋を買い足さなくても手元の在庫で足りているかがすぐわかります。ペットフードの備蓄量の記事では5日・7日・14日分の早見表に加えて、小分けにして定位置に置き、下限ラインを割ったら補充するローリングストックの回し方も載せています。

水は体重から出して、置き場所まで決める

水は体重で決まります。体重1kgあたり1日40〜60mLなので、体重4kgの猫なら1日160〜240mL、7日分で約1.1〜1.7L。500mLのペットボトルなら1日に半分前後を飲む計算です。この目安の出典(ヒルズ・ペット栄養科学研究所など)と体重別の早見表は、ペットの水の必要量の記事にあります。

見落としやすいのが置き場所です。人の分と合わせると水の量は一気に増えるので、ペット用だけ別の棚に分けるより、備蓄水の置き場所と分散の考え方で家族の水と一緒に配置を決めておくほうが、持ち出すときに迷いません。

水とフードを出す器も、優先順位1の「食器」に入っています。避難先で陶器の器は重く割れやすいため、たためる器を1つキャリーに入れておくと便利です。VIBRIPRIYAの「折りたたみペットボウル」は、メーカー公式ページが見当たらず、Amazonの商品ページで折りたたみ式のペットボウルとして出品されているのを確認した商品です(商品ページ表示・2026年9月17日確認)。ペット用品専業ではない雑貨系のブランドなので、容量や素材は商品ページの表示で確かめてから選んでください。

ペットシーツは人用の災害トイレの代わりにしない

ペットシーツは優先順位1の品目で、枚数は普段の1日の使用量から日数分を数えるのが確実です。多頭飼いやシニア期で使用量が多い家は、ワイドサイズの大容量を1パック備蓄に回すと数えやすくなります。ワンモードの「超吸収ペットシーツ 厚型ワイド240枚」(商品ページ表示の型番はPSA-W)は、メーカー公式ページを型番で探しても見つからず、Amazonの商品ページ表示で確認した商品です(商品ページ表示・2026年9月17日確認)。吸収量などの数値はこの記事では書かず、サイズと枚数を普段使いの物と見比べる用途で紹介します。

よく出る疑問が「ペットシーツがたくさんあるなら、人の災害トイレにも使えるのでは」というものです。ペットシーツは人用の災害トイレの代わりになるかを検証した記事の結論は、公的な推奨は確認できず、代用はすすめない、というものでした。人の分は人用の携帯トイレ、ペットの分はペットシーツと、役割を分けて数えるのが安全です。

書類と写真は「はぐれたときに自分の子だと示す」ために持ち出す

ペットの防災書類とは、ガイドラインの優先順位2にあたる「情報」のことで、飼い主の連絡先、ペットの写真、ワクチンの接種状況や既往症、投薬中の薬、かかりつけ動物病院の情報を指します。フードや水と違って場所を取らないのに、後から用意できないのがこの分類です。

  • ペットの写真(全身と、模様や特徴がわかるもの)
  • 犬は鑑札と狂犬病予防注射済票が首輪に付いているか
  • ワクチン接種の記録・既往症・投薬中の薬の名前
  • かかりつけ動物病院と、緊急時の預け先の連絡先
  • マイクロチップを入れている場合は、登録情報が今の住所・電話番号になっているか

マイクロチップについては、2022年6月1日から販売業者(ブリーダーやペットショップ)に装着と登録が義務づけられました。一般の飼い主は、装着済みの犬猫を迎えたら30日以内に登録の手続きが必要で、まだ入っていない子への装着は努力義務です(大阪市公式ページで確認)。引っ越しや電話番号の変更で登録情報が古いままだと、チップがあっても連絡がつきません。

紙の控えをどこに入れるかは、人の書類と同じ考え方で決められます。防災リュックに入れる書類と原本が要る物の線引きの記事で、コピーでよい物と原本が要る物を分けているので、ワクチン証明や写真のプリントもその並びに加えてください。人の持ち出し品の全体像は防災リュックの中身リストにあります。

そなえぐらし管理人
スマホの写真フォルダに数千枚あっても、停電が続けば見せられなくなります。1枚だけでいいので、紙にプリントした写真をキャリーのポケットに入れておくのがおすすめです。

同行避難は「一緒に避難する行動」で、避難所で同じ部屋にいられることではない

同行避難とは、環境省ガイドラインの定義では「避難行動を示す言葉」であり、原文は「避難所でペットを人と同室で飼養管理することを意味するものではありません」と続けています。一緒に避難所まで行けても、ペットの居場所は屋外や別室になる場合がある、ということです。

だから避難先は一つに決め打ちしないほうが現実的です。ペットの同行避難の準備リストでは、避難所が受け入れ不可の場合の車やテント、知人や施設、敷地内での屋外飼養、在宅(人だけ避難所へ)という4つの分岐を並べて、それぞれで必要になる準備を整理しています。どの選択肢でもキャリーやケージが「居場所」になるので、前の節のキャリー選びとここがつながります。

車中や避難所の区画で、ペットが体を伸ばせる居場所を別に作りたいときは、折りたたみのクレートを検討する家もあります。LYNVARNAの「緊急避にゃん!折り畳みクレート」は、メーカー公式ページが見当たらず、Amazonの商品ページ表示で折り畳み式のクレートとして確認した商品です(商品ページ表示・2026年9月17日確認)。対応体重や耐荷重は公式の数値が無いため、この記事では書きません。自宅の子の体のサイズと、商品ページに載っている寸法を見比べて判断してください。

ここまでの内容を、今日から避難の当日までの順番に並べると次の5ステップになります。

  1. 今日:身元を確認する犬は鑑札と注射済票が首輪に付いているか、マイクロチップの登録情報が今の連絡先かを見る。ペットの写真を1枚プリントする
  2. 今週:フードと水の量を出す1日の給餌量×日数と、体重1kgあたり40〜60mL×日数で、5日分と7日分の数字を書き出す
  3. 今月:キャリーに慣らす体長・体高・体重を測ってキャリーを決め、扉を開けたまま部屋に置いて中で過ごす時間を作る
  4. 次の休み:避難先を2つ決める自治体の指定避難所でペットがどこに居られるかを確認し、在宅避難・知人宅など2つめの選択肢も決める
  5. 当日:優先順位1から持つ療法食・薬、フードと水、キャリー、リード、シーツ、食器を持ち、ペットを先にキャリーに入れてから家を出る

避難所でのペットの受け入れ方は自治体によって違います。お住まいの市区町村の防災ページなどで、ペットの居場所の扱いを確認しておきましょう。

市販のペット防災セットは「土台」で、フードと水は足りない前提で買う

ペット防災セットとは、キャリーバッグや食器、トイレ用品などをまとめて1つの袋に入れた市販品です。品目を一度に揃えられる反面、量が5日分に届いているかは別の話になります。

ペット防災セット4製品を環境省の優先順位で突き合わせた記事では、IYOIYA、防災ダイレクト、ナラネコ、アイリスオーヤマの公表内容を優先順位1〜3で採点しました。結論は、フードと水はどのセットも5日分に届かないというもの。セットを買う場合でも、前の節の計算で出した量は別に用意する必要があります。

ペット防災セットを買う前の判定図。フードと水を5日分用意済みなら不足品をセットで補い、まだなら先にフードと水の量を計算して別に用意する。比較した市販4製品はフードと水が5日分に届かない

それでも、キャリーも食器も何もない状態から始める家には、セットで一度に品目を埋める意味があります。4製品の一つ、IYOIYAの「ペット防災グッズ35点セット」は、メーカー公式ページが見当たらず、Amazonの商品ページ表示で内容を確認した商品です(商品ページ表示・2026年9月17日確認)。35点の中身が自宅の子の体格や、すでに持っている物と重なっていないかを商品ページで見比べ、他の3製品との違いは比較記事で確かめてから判断するのが確実です。

この備え方が当てはまらないケースは、持病・大型犬・多頭飼いである

当てはまらないケースとは、このページの「優先順位1を5日分、キャリーで運ぶ」という基本形では足りない、あるいは形が合わない家庭のことです。次の3つに当てはまる場合は、基本形をそのまま使わず、上乗せや別の手段を考えてください。

ケース 基本形とのズレ 考え方 相談先・記事
持病・療法食・投薬中 フードの計算式や日数だけでは決められない 療法食と薬は優先順位1の最上位。何日分を手元に置けるかは処方の都合で変わる かかりつけの獣医師
大型犬 人が持ち運べるキャリーの範囲を超える リードで歩いて避難する前提で、しつけと、避難先でのケージの置き場所を先に考える キャリー・ケージの記事
多頭飼い 1人で運べる数に限りがある 頭数分のキャリーと、誰がどの子を運ぶかを家族で決める。フードと水は頭数を掛ける フード・水の記事

持病や投薬の判断は、この記事では扱いません。療法食の備蓄日数、薬の予備を持てるか、災害時に投薬が途切れたらどうするかは、かかりつけの獣医師に相談して決めてください。

また、市販セットの中身だけで備えが完成すると考えている場合も、この記事の前提とはズレます。セットは品目の土台で、量は家ごとの計算で足す、という順番で考えるのがこのページの立場です。

よくある質問

Q. 環境省のガイドラインは新しくなりましたか?

2026年9月17日確認の時点で、環境省の公式ページと検討会資料の一覧を見た範囲では、新版の公表は確認できていません。環境省は2025年10月から2026年3月に4回の検討会を開いて改訂を進めていますが、現行は2018年発行の版です。

Q. フードと水は何日分あればいいですか?

環境省ガイドラインは「少なくとも5日分[できれば7日分以上]」としています。計算はフードの備蓄量の記事ペットの水の記事で、1日の量から出せます。

Q. 同行避難できれば、避難所でペットと一緒に寝られますか?

同行避難は避難行動を示す言葉で、同室での飼養管理を意味しない、と環境省ガイドラインに書かれています。居場所の扱いは避難所ごとに違うため、自治体の案内を確認し、車中や在宅など別の選択肢も用意しておくと安心です。

Q. 猫にも鑑札のような義務はありますか?

調べた環境省ガイドラインの本文には、猫についての法的な装着義務の記載はありませんでした。そのうえで、外れるタイプの首輪と迷子札、その場合のマイクロチップ装着が強く推奨されています。

まとめ:今日やることは1つ、「首輪と写真の確認」だけでいい

ペットの防災グッズは、環境省の優先順位1を5日分(できれば7日分以上)から揃えれば迷いません。ただ、フードや水を買いに行くより先に、今日その場でできることがあります。首輪に身元がわかる物が付いているかを見て、写真を1枚プリントすること。これは買い物なしで終わります。

  1. 身元を確認する犬は鑑札と注射済票、猫は迷子札やマイクロチップの登録情報が今の連絡先になっているかを見る
  2. 量を計算するフードは1日の給餌量×頭数×日数、水は体重1kgあたり1日40〜60mLで、5日分と7日分を書き出す
  3. キャリーに慣らす体を測って合うキャリーを決め、普段から部屋に置いて中で過ごせるようにする

ペットの分を含めて、家族全員の備蓄を人数×日数でまとめて数えるなら、家庭の備蓄品リスト完全版|人数×日数でわかる必要量早見表で一覧にしています。

参考・出典

  • 環境省「災害、あなたとペットは大丈夫? 人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>」(環境省公式サイト)/2026-09-17確認
  • 環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」本体PDF(環境省公式サイト)/2026-09-17確認
  • 環境省「人とペットの災害対策ガイドライン」改訂の検討会ページ(環境省公式サイト)/2026-09-17確認
  • 大阪市 犬猫のマイクロチップ装着・登録制度の案内ページ(大阪市公式サイト)/2026-09-17確認
  • リッチェル「キャンピングキャリー 折りたたみ」製品ページ(リッチェル公式サイト)/2026-09-17確認
  • 猫壱「ポータブルキャリー」製品ページ(猫壱公式サイト)/2026-09-17確認
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この記事を書いた人

登山が趣味の会社員。山で非常食を食べてきた経験から「食べ慣れないものは災害時つらい」と実感し、家庭の備蓄を見直し中です。実際に買って食べたものだけ「おすすめ」と書きます。失敗も隠しません。

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